素人の浅知恵でWSと確率について雑語りするだけ。
ガバなどありましたら指摘していただけると幸いです。
WSは先手が有利
自明の理ですね。
なんでかって言うと先手の方が後手よりもドロー回数が多いからですね。WSにおいては先手1ターン目でもターン開始時1ドローがあるし、クロック2ドローの権利があります。当たり前にやっていることですが、毎ターン3枚引けるって凄いことなんですよね(他ゲーを遊んでると再実感できるありがたさ)
このターン開始時1ドローとクロック2ドローでは結果的に毎ターン山札の上3枚を引いていくわけですが、例えばマリガンで手札を3枚交換した場合は
・初手:5枚
・マリガン:3枚
・ターン開始時ドロー:1枚
・クロックドロー:2枚
と1ターン目の時点で、50枚という不確定要素の中から11枚も引けているわけですね。
ではお互いが3枚マリガンをして、これを繰り返していくとどうなるか。
・先手1ターン目:3回ドロー (計11回ドロー)
・後手1ターン目:3回ドロー (計11回ドロー)
・先手2ターン目:3回ドロー (計14回ドロー)
・後手2ターン目:3回ドロー (計14回ドロー)
・先手3ターン目:3回ドロー (計17回ドロー)
…
よく見ると、後手側が先手側のドロー回数を上回るタイミングが無いんですね。
それに加えて、現代WSのゲームスピード的には
・先手1ターン目:1パン (L0)
・後手1ターン目:1~3パン (L0)
・先手2ターン目:3パン (だいたいL0、アタックにより後手側がレベルアップ)
・後手2ターン目:3パン (だいたいL1、アタックにより先手側がレベルアップ)
・先手3ターン目:3パン (だいたいL1)
…
というパターンが多いです。
先手側はL1の準備ターンが2ターンあるのに対して、後手側はL1の準備ターンが最初の1ターンしかないんですね。
つまり
- 後手側は先手側よりも、ドロー回数が多くなることはない
- 後手側は先手側よりも、L1の準備ターンが短い
という二つのアドバンテージがあるから、先手側が有利なんですね。
L1の対応CXを引きてぇ
自明の理ですね。
L1のCXコンボ持ちのキャラはサーチ手段がいくらでもありますが、CXは基本的に素引きするしかないです。
では実際、デッキに4枚積んだCXをL1までにどれぐらい引けるのか?気になったので
こんな感じのやつ作って遊んでみました。
先手の場合
前述の通り、先手の場合は3ターン目にL1になるものとします。
3ターン目に目的のCXが引ける確率は
・0枚マリガンの場合:74.42%
・1枚マリガンの場合:77.26%
・2枚マリガンの場合:79.86%
・3枚マリガンの場合:82.23%
・4枚マリガンの場合:84.39%
・5枚マリガンの場合:86.34%
となりました。
またデッキによっては先手の場合、2ターン目にコストを払ってサーチをすることができます。特にオカ研互換を有するデッキではよく見る動きですね。山札から確定で不純物を1枚取り除くことにより、
・0枚マリガンの場合:74.67%
・1枚マリガンの場合:77.49%
・2枚マリガンの場合:80.08%
・3枚マリガンの場合:82.43%
・4枚マリガンの場合:84.57%
・5枚マリガンの場合:86.51%
となります。目的のCXを引く確率は0.2%ほど上昇するそうです。
後手の場合
前述の通り、後手の場合は2ターン目にL1になるものとします。
2ターン目に目的のCXが引ける確率は
・0枚マリガンの場合:64.29%
・1枚マリガンの場合:67.95%
・2枚マリガンの場合:71.32%
・3枚マリガンの場合:74.42%
・4枚マリガンの場合:77.26%
・5枚マリガンの場合:79.86%
となりました。これでも最低6割は保証されているとも言えます。
これが先手と後手の有利差です。加えて、こっちがオカ研互換などで手札を調整したいタイミングで既にL1に上がっている想定のため、盤面の圧も比較的少なめになるわけです。
古来よりWSでは「後手なら多少は強気なマリガンをした方が良い」と言われますが、これが理由ですね。ドロー回数差が開いてしまう中で、可能な限りドロー回数を稼げる手段がマリガンであるためです。
まとめ
- 先手は強い
- 先手と後手の有利差とは、ドロー回数の差とL0ターン数の差
- 先手はだいたい8割ぐらいでL1対応CXを引ける
- 後手はだいたい7割ぐらいでL1対応CXを引ける
- 後手なら強気なマリガンをした方が良い
書くネタもなくなってきたので終わり。