最近のWS、要求されるパワーとても高くなってますよね。
これに対抗するにはどう対処するのが最適か?
簡単ですね。
超パワーを出す。
以上です。
レシピ
赤:37枚 青:13枚
・L0:15枚
4枚 居場所はここ 花園たえ
2枚 昼休み たえ
・L1:10枚
1枚 “キズナの音楽”山吹沙綾
4枚 蔵の中にあったもの
・L2:5枚
・L3:12枚
4枚 “気合いの円陣”戸山香澄
2枚 市ヶ谷有咲
・CX:8枚
4枚 カラフルポッピン!
4枚 キズナのメロディ
デッキ概要
- 全体+1500パンプの10枚採用体制
構築は見ての通り8スタンバイ。スタンバイ軸はその性質上、格上に勝つのは非常に難しいです。
定期的に言っていますが、スタンバイというCXは盤面を取り、ダイレクト枠を貰うことで初めて恩恵が得られます。盤面を取るという前提が成り立たないとただのバッドスタッフに成り下がります。
つまり、スタンバイ軸においては最大パワーを出すことが重要です。
目標は「パワーは全て17000です」って言うこと。
Poppin'Party軸に寄せると、全体+1500パンプ要員を沢山無理なく採用できます。
実際のところ、最初は“気合いの円陣”戸山香澄を使いたいってところからデッキを作ってたんですが、Poppin'Party限定の全体+1500パンプを一番活かせるのが“可愛いともだち”市ヶ谷有咲だった、というのがデッキの成り立ちだったりします。有咲の対応CXを2枚ぐらい採用しても良かったかなーって今になって思います。
- 蔵の採用と山の削りやすさ
結論から言うと、蔵と8スタンバイ構成の相性が抜群に良かったです。
・ノーコストで山を削り、控え室を増やせる
スタンバイ軸においては、スタンバイから出したいキャラを控え室に置いておく必要があります。1週目では山の具合を見ながら適当に撃ってもいいぐらいです。
2週目以降も、とっさに削りたくなった時に便利。居場所はここ 花園たえを拾い、たえの起動効果まで使えば1コストで7枚削ることができます。加えて起動効果を使った居場所はここ 花園たえを昼休み たえで疑似アンコールすることで、追加で4枚(計11枚)削れます。実際そこまですることはあまりないですが、覚えておいて損はないでしょう。
・L0、L1の採用枚数を絞りやすくできる
スタンバイ軸においては、スタンバイから出したいキャラをなるべく多く採用したい都合上、L0やL1の採用枚数は極力絞りたいという考えがあります。
蔵は言ってしまえば、山を3枚削って、控え室にある任意の低レベルキャラに変換できるカードです。このおかげで、便利だけどダブついたら扱いに困るようなシステムキャラなんかを少なめにできます。特にL1キャラについては
1枚 “キズナの音楽”山吹沙綾
と極限まで絞っていますが、実質的には
3枚 “キズナの音楽”山吹沙綾
ぐらいの感覚です。
余談ですが、この発想は“MIRAI TICKET”桜内 梨子を軸にしたスタンバイ軸のラブライブ!サンシャイン!!をパクって生まれました。
回し方
回し方としては一般的な8スタンバイ軸と同じですので簡単に。
・マリガン
基本は「L0と蔵とスタンバイはキープ、それ以外は切る」で大丈夫です。
・L0
先上がりを意識してパンチは必要最小限だけ。
カラフルポッピン たえや1/1香澄やフィレス香澄を使うために最低1コストは欲しいです。
ただカラフルポッピン たえの連動が決まるなら後上がりでもそれなりに戦えます。なので臨機応変に殴っていっても良いです。
・L1
適当に山の様子を見つつカラフルポッピン 沙綾を置いておきます。
大まかな方針は2パターン。判断基準はL1でのリフレッシュが間に合いそうかです。
→ L1リフレッシュが間に合いそうな場合
良い感じに山を削ります。
可能ならL3有咲や2000カウンター沙綾も拾っておきます。手札の質を選んで上げる主な手段はりみ集中か蔵です。
→ L1リフレッシュが間に合いそうにない場合
なるべく山の削りを抑えます。
L2に上がった時に有効に使えるスタンバイを多く残し、L3有咲や全体パンプ香澄を多面展開できるようにします。
・L2
相手「パワーいくらですか?」
俺「全部17000です」
・L3
①
俺「アタック入ります」
相手「パワーいくらですか?」
俺「左から15500、15500、19000です」
②
俺「アタック入ります」
相手「パワーいくらですか?」
俺「左から14000、17500、17500です」
各採用カードについて
×4
いわゆる移動メタ。パワーもそれなりにあるので使いやすい。
序盤の基本方針として、L1の先上がりを目指すためL0のパンチ数は最小限に抑えたい、というものがあります。相手の移動キャラを最小パンチ数で処理できる点で噛み合いが良いです。
サーチや回収で引っ張ってくるようなカードではなく、初手1ターン目に素引きしないといけないカードなので4枚採用。
×4
いわゆるボトム相討ち。
二つのテキストがありますが、どちらも優秀。
ボトム相討ちは環境への刺さりが良いです。
リバース時に誘発するやつとか控え室に行ったときに誘発するやつとか中学生みたいなやつとか1コストアンコールとか(最近はあまり見ないかも)、執行対象が結構多かったので活躍する場面は数知れず。
また4ルックのテキストは起動効果なので、スタンバイから出しても次のターンには活用できます。必要無くなったらアド損なく盤面から枠を譲ってくれるので、スタンバイとの相性は良好です。用途が多いので4枚採用。
また4ルックはPoppin'Party特徴のキャラしか取れない点に注意。
×2
とりあえず入れとけ汎用集中。
序盤から終盤まで居座るというわけではなく、L2からスタンバイをトリガーしたら全体パンプ香澄に張り替えるようにします。
→
山を削る手段としては他に居場所はここ 花園たえや蔵などもあり、かつ蔵で拾えるるため2枚採用でも十分機能します。
×2
便利な後衛。+500応援も疑似アンコールも優秀。
スタンバイ軸ではどちらのテキストも噛み合いが良いです。蔵から拾うことも多々あり。
Poppin'Party特徴を持っていない(居場所はここ 花園たえの4ルックで取れない)点に注意。
×2
とりあえず入れとけ超汎用フィレス。
特に語ることもないでしょう。スタンバイ軸とトップ操作の相性は抜群です。
×1
何の変哲もない控え回収。
控え室に触る手段はいくつかありますが、スタンバイに蔵に集中と不確定だったりと癖が強いのばっかです。1枚ぐらいは任意回収が欲しいですね。
×1
トップチェックができる。若干癖の強いパンプ条件を満たすと5500になりますが、このデッキでは常時満たしてるようなもんです。
明確な用途は無いですが、ノーコストで置けるキャラとしてはちょうど良いサイズ且つトップチェックが便利なので採用。必要になったら蔵やフィレスあたりから引っ張ってきます。1枚採用ですが、体感3枚採用ぐらいの頻度で場に出ます。
×1
何の変哲もない2000カウンター。
カウンターは計3枚採用。蔵で拾いやすく且つなるべく大正浪漫の方を積極的に打ちたい都合で、こちらは1枚。
×1 ×2
拾う手段は限られているので、引いたらなるべくキープし続けたい。
×1
サブテキストも優秀なL1相討ち。
デッキトップを見てから蔵を使うなり集中を使うなりスタンバイ張るなりそのままアタックに入るなりお好きにどうぞ。
“キズナの音楽”山吹沙綾と同様、必要になったら蔵やフィレスあたりから引っ張ってきます。一番出したいタイミングはL1でスタンバイからカラフルポッピン 沙綾を出すまでの間。複数出すカードでもなく、不要な時は不要なので1枚採用でも十分足りる不思議。
×1
←対応CX
スタンバイ連動で出したキャラを起こせる。
連動が決まれば強力な反面、2色要求かつ連動が決まらなければただの5000バニラです。しかも2枚目を盤面に出す意味が全くないので可能ならば1枚に抑えたいです。
×2
よくある1/1/7500アンコール。
L1でカラフルポッピン 花園たえの連動を決めると急にカラフルポッピン 沙綾がアタックできるので、L1までに複数並べて~みたいなことはあまり考えていません。なので2枚採用です。
×4
最強。強いカードは4。
×2
いわゆる大正浪漫カウンター。
中盤以降は2000カウンターよりもこちらの方を撃ちたいので2枚採用。
×1 ×2
×3
いかにもスタンバイから出してくれと言わんばかりのサイズ。
最初は2枚採用でしたが、複数出したら強いので3枚に増えました。3枚目が出てくる時にはL3有咲が出せる頃合いなので、多分3枚がちょうどいいです。
×2
←対応CX
よく見ると結構ヤバいこと書いてるスタンバイ連動の詰め。
基本的にはL3有咲を複数並べて面制圧するのが第一なので、1枚ぐらい出せたら良いかなーぐらいの感覚で2枚採用。
×4
大型の全体パンプ、回復、Poppin'Party特徴限定の天城。
我々はこのカードをクソデカ天城と呼んでいます。
Poppin'Party軸においては貴重な回復持ち、かつ修正値が大きい応援。複数出してこそなので4枚採用です。
居場所はここ 花園たえと同様、
4ルックはPoppin'Party特徴のキャラしか取れない点に注意。
×4
最強。強いカードは4。
×4
許された圧縮破壊札。
選抜ですが、全体+1500パンプを沢山出すコンセプトに合うので採用。手札から出しても控え室から出しても良いので2枚採用。
特徴が弱い点に注意。
×4
×4
最強。強いカードは8。
完走した感想
既に書いた通り、このデッキの発想はラブライブ!サンシャイン!!のパクりでしたが、L1での選択肢の豊富さとL2からのパワーの伸びのおかげで予想以上に使いやすかったです。スタンバイ軸のデッキは爆発力が大きいのは当たり前、あとは安定性を如何に高めるかを重要視して作ったので、全体としてかなり丸く収めています。
例えば8スタンバイではなくL3有咲の対応CXを何枚か採用した方が、より爆発力を出せたかなあとも思います。
まあ個人的な好みの話をするとゲートというCXがどうも好きになれないんですよね。どうも強い面よりも弱い面の方が目に付いてしまって。
ということで長くなりましたが、今回は以上です。
次回:五等分の花嫁