WSのシンフォギアというタイトルはいくつか課題を抱えていました。
- 詰めは強力だけど、主にストックリソースが不足しがち
- 相手の圧縮を崩す手段が乏しい
こういった課題を解決してくれるようなカードは無いものでしょうか?
そんな都合の良いカードがあるわけ
ありました。
レシピ
CX配分は8チョイス。
L1、L3の連動も共に悪くないスペック、かつトリガーしたときの恩恵も大きいです。
トリガーアイコン持ちの枚数は16枚。このデッキは
・L1に使いやすいレベル応援がある
・L2以上のカードバリューが高め
・主に詰めのため、ストックが無限に欲しい
という点でチョイスを活かしやすい構築になっています。
L0
環境的によくいると言われる霞互換を意識し、移動持ちを採用。
特にクリスは色発生にも貢献してくれる赤なので枠として無駄がなくて良いですね。
先手はコレ投げとくで問題ありません。
後手は未来を沢山投げます。
サーチタイミングが変わった赤城 みりあみたいなカードですね。サーチタイミングはかばんちゃんと同様にリバース時です。
この手のカードは結構珍しいのですが、取引成立の類に場外追放されてもサーチ効果が使えるのが特徴。
L1 / CX連動
アマルガム 響 / 花咲く勇気
L1 / 5000 【自】【CXコンボ】 このカードがアタックした時、クライマックス置場に「花咲く勇気」があり、他のあなたの《音楽》のキャラが2枚以上なら、次の2つの効果のうちあなたが選んだ1つを行う。『あなたは自分の山札を上から4枚まで見て、《音楽》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。』『そのアタック中、あなたはトリガーステップにトリガーチェックを2回行う。』
トリガーチェック増加は早い話、めっちゃ恩恵が大きいストックブーストです。
素のパワーが5000しかないものの、モード選択によって欲しいリソースを補えます。山の削りを促進するも良し、有限のストックを増やしていくも良し。
4ルックでチョイスを落とすとCXのパフォーマンスが無駄になってしまうので、トリガーチェック増加でチョイスを捲るのが一番効率的にリソースを確保できます。
山札にCXがたくさん残っている状況だと、手札が少なくても、少ないからこそトリガーチェック増加を選択することもあります。
あとは響名称である点も評価点。豊富なサポートは正義。
L2
L1連動のトリガーチェック増加とチョイスアイコン多投によってストックを賄いやすくなったのもあり、イグナイト周りのギミックを使いやすくなったのもメリットです。
特に環境では、
・盤面制圧能力が高いスタンバイ軸のデッキ
・速攻でゲームエンドを目指す1000/1のCX × 8 のアグロ気質なデッキ
の2極化が起きている印象です。
このデッキも後者ですが、2/1マリアのようなサイズが大きい2/1キャラを並べやすい構築は、後者のようなアグロデッキに対して盤面でマウントを取りやすいのが良いですね。
早出し枠は“神獣鏡”未来。
・返しのパワーが低いこと
・アタック時のパワーソウル増加は他に4枚キャラがいないと誘発しない
といった難点こそあるものの、
・手札を賄ってくれる点
・パワー増加の数値が大きい点
・ソウル増加で終盤に打点調整をできる点
が便利。あとは地味に終盤でも積極的に使える未来名称である点も貴重。
L3 / CX連動
神を殺す力 響 / METANOIA
L3 / 10000
【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
【自】【CXコンボ】[(1) 手札を1枚控え室に置く] このカードがアタックした時、クライマックス置場に「METANOIA」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのターン中、このカードは次の能力を得る。『【自】 この能力は1ターンにつき1回まで発動する。このカードの与えたダメージがキャンセルされた時、あなたは相手に3ダメージを与えてよい。このダメージがキャンセルされたなら、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。』
回復持ちが詰めのCX連動も併せ持っているという一般的なデザイン。
特別強い!って感じでもないのですが、最低限以上のフィニッシュ力とCXアイコンを評価して採用。
そしてこの手のショット系の詰めに関して昔から言われがちなことがありまして、
・ダメージレースに負けているときにダメージ差を捲るのが難しい
・ある程度打点先行していることが前提の詰め
って感じのやつですね。
ということで今回の構築では、登場分のコストだけで純粋に打点増加してくれる榛名バーン持ちのマリアを採用することになりました。
そしてL3以降は、いつでもキャロルを出す準備をしておくといいでしょう。
完走した感想
とりあえず簡単にデッキについて纏めました。
このレシピに至るまでの過程とか、他の軸はどうかとか、もうちょいネタを広げても良いんですが面倒なので言いたいことはだいたい言い終わったので、今日はこの辺にしておきます。